正答2
解説
正解は2です。
この問題は特異性炎「でない」ものを選ぶので、○ が答えです。
特異性炎は、特定の病原体や原因に対して特徴的な肉芽腫をつくる炎症です。
組織像から原因をある程度推定できます。
【選択肢別解説】
1:× サルコイドーシスは原因不明の全身性疾患です。
乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫をつくる特異性炎です。
2:○ 線維素性心外膜炎は、心外膜に線維素(フィブリン)が析出する滲出性炎です。
肉芽腫をつくらない非特異性炎で、特異性炎ではありません。
3:× 野兎病は野兎病菌による感染症です。
リンパ節などに肉芽腫をつくる特異性炎に分類されます。
4:× 梅毒は梅毒トレポネーマによる感染症です。
第3期にゴム腫という肉芽腫をつくる特異性炎です。
【ポイント】
特異性炎の代表は結核、梅毒、ハンセン病、サルコイドーシス、野兎病です。
線維素性心外膜炎では心表面が毛羽立ち、絨毛心と呼ばれます。