正答2
解説
正解は2です。
上腕二頭筋長頭腱断裂の好発年齢、症状、発生機序を問う問題です。
長頭腱は結節間溝を通る部分で変性しやすく、中高年では軽い力で断裂します。
【選択肢別解説】
1:× 小児ではなく中高年に好発します。
加齢による腱の変性や、結節間溝での摩耗が背景にあります。
2:○ 筋力低下が生じます。
肘関節の屈曲力と前腕の回外力が低下します。
ただし短頭や上腕筋が残るため、低下は軽度で日常生活への支障は少ないです。
3:× 膨隆は上腕近位ではなく遠位に生じます。
断裂した長頭の筋腹が遠位へ下がるため、肘を屈曲すると上腕遠位部に力こぶ状の膨隆がみられます。
4:× 直達外力ではなく、介達外力による発生が多いです。
重い物を持ち上げる際など、上腕二頭筋が強く収縮した瞬間に断裂します。
【ポイント】
長頭腱断裂は「中高年」「介達外力」「上腕遠位の膨隆」「筋力低下は軽度」で、保存療法が基本です。