正答3
解説
正解は3です。
外肛門括約筋を支配する神経を問う問題です。
外肛門括約筋は随意的に動かせる骨格筋で、体性神経である陰部神経の枝が支配します。
内肛門括約筋は平滑筋で、自律神経が支配します。
【選択肢別解説】
1:× 骨盤内臓神経は、第2〜第4仙髄から出る副交感神経です。
直腸の平滑筋や内肛門括約筋に働く自律神経で、骨格筋である外肛門括約筋は支配しません。
2:× 上直腸神経は、直腸の上部に分布する自律神経性の線維です。
骨格筋である外肛門括約筋は支配しません。
3:○ 下直腸神経は陰部神経の枝で、坐骨直腸窩を通って肛門へ向かいます。
外肛門括約筋と肛門周囲の皮膚を支配します。
4:× 会陰神経も陰部神経の枝ですが、主に会陰の筋と皮膚を支配します。
球海綿体筋や坐骨海綿体筋、外尿道括約筋などを支配し、外肛門括約筋の主な支配神経ではありません。
【ポイント】
陰部神経(第2〜第4仙骨神経)は、下直腸神経・会陰神経・陰茎(陰核)背神経に分かれます。
外肛門括約筋は下直腸神経、内肛門括約筋は自律神経の支配と区別します。