正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
飲み水として供給される上水は、水道法に基づく水質基準を満たす必要があります。
衛生上の安全確保のため、塩素消毒と、消毒の副生成物の管理が求められます。
【選択肢別解説】
1:× 上水の基準は環境基本法ではなく水道法によります。
水道法に基づく水質基準に関する省令で、基準項目と基準値が定められています。
2:○ 上水には大腸菌を検出してはならないという記述は正しいです。
大腸菌はふん便による汚染の指標で、水質基準では「検出されないこと」と定められています。
3:× 上水末端で塩素が残留してはならないという記述は誤りです。
逆に、給水栓(蛇口)で遊離残留塩素を0.1mg/L以上保持することが義務づけられています。
4:○ 上水処理中に発生したトリハロメタンは発がん物質であるという記述は正しいです。
水中の有機物と消毒用の塩素が反応して生じ、クロロホルムなどに発がん性があるためです。
【ポイント】
残留塩素は「残ってはいけない」のではなく「残っていなければならない」と覚えましょう。
環境基本法が定めるのは、河川や湖沼などの公共用水域の環境基準です。