正答3
解説
正解は3です。
翼状頸は、首の両側の皮膚が肩に向かって翼のように張り出した状態です。
特定の染色体異常症などでみられる、診断の手がかりとなる身体所見です。
【選択肢別解説】
1:× クッシング症候群でみられるのは翼状頸ではなく、満月様顔貌や野牛肩(水牛様脂肪沈着)です。
コルチゾールの過剰で、体幹や顔に脂肪が沈着するためです。
2:× バセドウ病でみられるのは翼状頸ではなく、甲状腺腫・眼球突出・頻脈です。
甲状腺ホルモンの過剰による症状です。
3:○ ターナー症候群で翼状頸がみられます。
性染色体のX染色体が1本欠けた(45,X)女性にみられる疾患で、低身長・翼状頸・外反肘・性腺の発育不全が特徴です。
4:× パーキンソン病でみられるのは翼状頸ではなく、前屈姿勢や仮面様顔貌です。
黒質のドパミン神経の変性による運動症状です。
【ポイント】
ターナー症候群の主な特徴は「低身長・翼状頸・外反肘・無月経」です。
翼状頸はヌーナン症候群でもみられます。