正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(多発性骨髄腫の所見ではないもの)です。
多発性骨髄腫は、形質細胞が腫瘍化して骨髄で増殖し、異常な免疫グロブリン(M蛋白)をつくる病気です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血は多発性骨髄腫でよくみられます。
骨髄で腫瘍細胞が増え、正常な造血が妨げられるためです。
2:× 腎機能障害は多発性骨髄腫でよくみられます。
M蛋白の軽鎖(ベンス・ジョーンズ蛋白)が尿細管を障害するためです。
3:○ 舌乳頭萎縮は多発性骨髄腫の所見ではありません。
悪性貧血や鉄欠乏性貧血でみられる所見です。
4:× 脊椎圧迫骨折は多発性骨髄腫でよくみられます。
骨が破壊されて溶けるため、骨折を起こしやすくなります。
【ポイント】
多発性骨髄腫の主な症状は、高カルシウム血症、腎障害、貧血、骨病変で、英語の頭文字からCRABと呼ばれます。
頭蓋骨のX線像で、打ち抜いたような骨の欠損がみられるのも特徴です。