正答4
解説
正解は4です。
心原性脳塞栓症の治療後に起こりうる合併症を問う問題です。
詰まった血栓が溶けたり移動したりして血流が戻ると、もろくなった血管から出血することがあります。
【選択肢別解説】
1:× ウイリス動脈輪閉塞症(もやもや病)は、脳底部の動脈が徐々に細くなる原因不明の病気です。
脳塞栓の治療に続いて起こるものではありません。
2:× 脳動静脈奇形は、動脈と静脈が直接つながる先天的な血管の異常です。
治療に続いて起こるものではありません。
3:× 動脈瘤破裂は、くも膜下出血の主な原因です。
脳塞栓症の治療に続いて起こる典型的な合併症ではありません。
4:○ 出血性梗塞は、心原性脳塞栓症の治療に続いて起こり得ます。
血栓溶解療法などで血流が再開すると、傷んだ血管から梗塞部に出血が起こります。
【ポイント】
心原性脳塞栓症は梗塞の範囲が広く、出血性梗塞を起こしやすい病型です。
血栓溶解療法は発症から時間がたつほど出血の危険が増すため、早期に行う必要があります。