正答1
解説
正解は1です。
疲労骨折が起こりやすい部位の組合せを問う問題です。
疲労骨折は、一度では骨折しない程度の力が繰り返し加わって起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 下位頸椎の棘突起は疲労骨折の好発部位です。
スコップ作業などで筋に繰り返し引っ張られて起こり、シャベル作業者骨折(クレイ・ショベラー骨折)と呼ばれます。
2:× 脛骨の疲労骨折は顆間隆起ではなく、骨幹部に起こります。
顆間隆起骨折は、膝の捻りなどによる急性の外傷で起こります。
3:× 距骨頸部の骨折は、足関節の強い背屈などによる急性の外傷で起こります。
足部の疲労骨折は中足骨や舟状骨に多くみられます。
4:× 肋骨の疲労骨折は第12肋骨ではなく、第1肋骨やゴルフでの中位肋骨などに多くみられます。
【ポイント】
疲労骨折の代表は、中足骨(行軍骨折)、脛骨骨幹部、腓骨、第1肋骨、腰椎分離症です。
初期にはX線で骨折線が見えないことが多く、数週後に仮骨として確認されます。