正答2
解説
正解は2です。
骨盤骨折では、骨折部の近くにある骨盤内臓器が損傷されることがあります。
血尿は、膀胱や尿道の損傷を示す所見です。
【選択肢別解説】
1:× 尾骨は骨盤の後下端にあり、近くにあるのは直腸です。
尾骨骨折で膀胱や尿道が損傷されることはまれです。
2:○ 恥骨は骨盤の前方で膀胱と尿道に接しています。
恥骨骨折では骨片で膀胱や尿道が損傷されやすく、血尿や排尿障害を生じます。
3:× 坐骨の単独骨折は骨盤輪の安定性への影響が少ない骨折です。
尿路損傷を起こすことは少ないです。
4:× 仙骨骨折で問題となるのは仙骨神経の損傷です。
膀胱直腸障害を起こすことはありますが、血尿が生じやすい骨折ではありません。
【ポイント】
恥骨骨折では、特に男性の尿道損傷に注意します。
骨盤骨折は大量出血でショックを起こしうる重症外傷です。