正答1
解説
正解は1です。
単純性股関節炎は、幼小児に起こる一過性の股関節の炎症です。
原因ははっきりせず、股関節痛や跛行で発症し、短期間の安静で治ります。
【選択肢別解説】
1:○ 単純性股関節炎は、ほとんどが片側性に発症します。
両側に同時に起こることはまれです。
2:× 高齢者ではなく、3〜10歳ごろの幼小児に好発します。
3:× 関節内に液が貯まると、股関節は関節包の容積が最大となる屈曲・外転・外旋位をとります。
そのため制限されやすいのは外旋ではなく内旋です。
4:× 予後は良好で、多くは1〜2週間程度の安静で後遺症なく治ります。
【ポイント】
同じ年代に起こるペルテス病や化膿性股関節炎との鑑別が重要です。
発熱や強い炎症所見がある場合は化膿性股関節炎を疑い、速やかに医科へ紹介します。