正答4
解説
正解は4です。
下行性痛覚抑制系は、脳から脊髄へ下行して痛みの伝達を抑える仕組みです。
中脳から延髄を経て脊髄の後角に至り、痛みの信号を弱めます。
【選択肢別解説】
1:× 後索核(薄束核と楔状束核)は、触圧覚や深部感覚を伝える上行路の中継核です。
痛覚を抑える下行路には含まれません。
2:× 内側毛帯は、後索核から視床へ触圧覚や深部感覚を伝える上行路です。
痛覚抑制系ではありません。
3:× 脊髄視床路は、痛覚や温度覚を脊髄から視床へ伝える上行路です。
痛みを伝える側の経路で、抑える経路ではありません。
4:○ 中脳水道灰白質(中脳水道周囲灰白質)は下行性痛覚抑制系の起点です。
ここから延髄の大縫線核などを経て脊髄後角に投射し、痛みの伝達を抑えます。
【ポイント】
下行性痛覚抑制系では、セロトニンやノルアドレナリン、内因性オピオイドが働きます。
触覚刺激で痛みが和らぐ「ゲートコントロール説」とあわせて覚えましょう。