正答4
解説
正解は4です。
機能肢位(良肢位)は、関節が拘縮してもその位置なら日常生活動作への支障が最も少ない肢位です。
固定やポジショニングでは、この肢位を基準にします。
【選択肢別解説】
1:× 肘関節の良肢位は屈曲10度ではなく屈曲90度前後です。
食事や整容で手を口や顔に届けやすい角度です。
2:× 手関節の良肢位は掌屈ではなく、軽度の背屈位(10〜20度程度)です。
背屈位のほうが握りやすく、手指の力を発揮しやすくなります。
3:× 股関節の良肢位は伸展10度ではなく、軽度の屈曲位です。
屈曲位のほうが座位や歩行への支障が少なくなります。
4:○ 膝関節の良肢位は軽度屈曲位で、屈曲10度は正しい角度です。
完全伸展よりわずかに曲げた位置が、歩行や立位で使いやすいからです。
【ポイント】
良肢位の目安は「肘90度屈曲、手関節軽度背屈、股関節軽度屈曲、膝関節軽度屈曲、足関節0度」です。
足関節は尖足を防ぐため底背屈0度に保ちます。