正答2
解説
正解は2です。
この問題は高血圧の合併症として誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
高血圧が長く続くと、血管や心臓、脳、腎臓などに障害が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 脳出血は高血圧の合併症として正しい記述です。
脳の細い動脈に負担がかかって微小動脈瘤が生じ、それが破れて出血します。
2:○ 心筋過形成は高血圧の合併症として誤りです。
心筋細胞は分裂しない永久細胞なので、高血圧では細胞数が増える過形成ではなく、細胞が大きくなる肥大が起こります。
3:× 腎糸球体硬化は高血圧の合併症として正しい記述です。
腎臓の細動脈硬化により糸球体が硬化し、腎硬化症から腎機能低下に至ります。
4:× 動脈硬化進行は高血圧の合併症として正しい記述です。
高い血圧が血管内皮を傷つけ、粥状硬化を促進します。
【ポイント】
圧負荷がかかる高血圧では、心室壁が厚くなる求心性肥大が起こります。
肥大は細胞が大きくなること、過形成は細胞の数が増えることと区別しましょう。