正答4
解説
正解は4です。
体重の増減や体型の変化は、内分泌疾患や悪性腫瘍などを見つける手がかりになります。
各疾患でやせと肥満のどちらがみられるかを確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× アジソン病では浮腫性肥満ではなく、やせがみられます。
副腎皮質ホルモンが不足し、食欲不振や体重減少、皮膚の色素沈着、低血圧を示します。
2:× 甲状腺機能低下症では著しいやせではなく、体重増加がみられます。
代謝が低下し、粘液水腫と呼ばれるむくみを生じます。
3:× 単純性肥満は肥満全体に占める割合が低いのではなく、大部分を占めます。
食べ過ぎや運動不足によるもので、病気が原因の症候性肥満はごく一部です。
4:○ 悪液質は予後不良の徴候です。
進行癌や慢性心不全などで起こる高度のやせと衰弱で、栄養を補っても回復しにくい状態です。
【ポイント】
著しいやせをきたす内分泌疾患は甲状腺機能亢進症とアジソン病です。
中心性肥満をきたすクッシング症候群とあわせて覚えましょう。