正答2
解説
正解は2です。
スポーツ心臓は、持久系の運動を長く続けた人にみられる心臓の生理的な適応です。
心臓がやや大きくなり、1回拍出量が増えるため、安静時には少ない拍動で必要な血液を送り出せます。
【選択肢別解説】
1:× スポーツ心臓では頻脈ではなく、安静時の心拍数が少なくなります。
1回拍出量が多いため、拍動の回数を増やす必要がありません。
2:○ スポーツ心臓では徐脈がみられます。
1回拍出量の増加と迷走神経(副交感神経)の緊張の高まりにより、安静時心拍数が低下します。
3:× 速脈はスポーツ心臓の特徴ではありません。
速脈は脈の立ち上がりと下降が急な脈で、大動脈弁閉鎖不全症などでみられます。
4:× 遅脈はスポーツ心臓の特徴ではありません。
遅脈は脈の立ち上がりがゆっくりした脈で、大動脈弁狭窄症などでみられます。
【ポイント】
頻脈・徐脈は脈拍の「回数」、速脈・遅脈は脈波の「立ち上がりの速さ」を表す言葉です。
両者を混同しないように区別しましょう。