正答4
解説
正解は4です。
ビタミンDは皮膚で紫外線によって合成され、肝臓と腎臓で水酸化されて活性型ビタミンDになります。
活性型ビタミンDは血中カルシウム濃度を上げる方向に働くホルモンです。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンDは骨形成を抑制しません。
腸管からのカルシウム・リンの吸収を高め、骨の石灰化を促します。
欠乏するとくる病や骨軟化症になります。
2:× ビタミンDは皮膚で分解されるのではなく合成されます。
皮膚の7-デヒドロコレステロールが紫外線を受けてビタミンD3になります。
3:× カルシトニンの分泌を促すのはビタミンDではありません。
カルシトニンは血中カルシウム濃度の上昇を刺激として甲状腺C細胞から分泌されます。
4:○ 活性型ビタミンDは小腸上皮でカルシウム結合タンパク質の合成を高め、カルシウムイオンの吸収を促進します。
これにより血中カルシウム濃度が上がります。
【ポイント】
ビタミンDは皮膚で合成され、肝臓で25位、腎臓で1α位が水酸化されて活性型になります。
腎不全では活性化が障害され、低カルシウム血症や骨病変をきたします。