正答4
解説
正解は4です。
脱水は、水とナトリウムのどちらを多く失うかによって高張性・等張性・低張性に分けられます。
低張性脱水は水よりもナトリウムを多く失い、細胞外液が薄くなった状態です。
【選択肢別解説】
1:× 大量の発汗だけでは低張性脱水ではなく高張性脱水になりやすいです。
汗は血漿より薄いため、水分の喪失が相対的に多くなるからです。
2:× 起立性の低血圧は脱水の型を生じる原因ではありません。
立ち上がったときに血圧が下がる状態で、脱水の結果として起こることはあります。
3:× 尿崩症による多尿は高張性脱水をきたします。
抗利尿ホルモンの作用不足で水だけが大量に失われ、血漿ナトリウム濃度が上がります。
4:○ 運動で汗とともに水とナトリウムを失ったあと、水道水だけを大量に飲むと水分だけが補われます。
その結果、体液のナトリウム濃度が下がり低張性脱水となります。
【ポイント】
高張性脱水は口渇が強く、低張性脱水は口渇が乏しく、倦怠感や頭痛、けいれんが出やすいのが特徴です。
運動時の水分補給には塩分を含む飲料を用いると低張性脱水を予防できます。