正答3
解説
正解は3です。
内分泌疾患では、ホルモンの過剰や欠乏によって体重や体型に特徴的な変化が生じます。
肥満を呈するかやせを呈するかで整理すると覚えやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× アジソン病では肥満ではなく体重減少がみられます。
副腎皮質ホルモンの欠乏により、食欲不振、倦怠感、皮膚の色素沈着が生じます。
2:× 褐色細胞腫では肥満ではなく体重減少がみられやすいです。
カテコールアミンの過剰で代謝が亢進し、高血圧、頻脈、発汗などを伴います。
3:○ クッシング症候群では肥満を呈します。
コルチゾールの過剰によって体幹に脂肪が沈着し、満月様顔貌や野牛肩を伴う中心性肥満となります。
4:× 先端巨大症の特徴は肥満ではありません。
成長ホルモンの過剰により、手足の肥大、下顎の突出、眉弓部の隆起などがみられます。
【ポイント】
クッシング症候群では、四肢は細く体幹が太い中心性肥満、皮膚線条、骨粗鬆症、高血圧、高血糖がみられます。
肥満を呈する内分泌疾患には、ほかに甲状腺機能低下症があります。