正答3
解説
正解は3です。
この問題は急性出血の症状で誤っているものを選ぶので、○が答えです。
急性出血で循環血液量が減ると、交感神経が働いて心拍数を増やし、末梢の血管を収縮させて血圧を保とうとします。
【選択肢別解説】
1:× 血圧低下は急性出血の症状です。
出血量が多くなると代償が追いつかず、血圧が下がり出血性ショックに陥ります。
2:× 全身蒼白は急性出血の症状です。
皮膚の血管が収縮して血流が減り、ヘモグロビンも失われるため皮膚が青白くなります。
3:○ 急性出血では徐脈ではなく頻脈になります。
減った循環血液量を補うため、心拍数を増やして心拍出量を保とうとするためです。
4:× 冷汗は急性出血の症状です。
交感神経の緊張で汗腺が刺激され、皮膚の血流低下と合わせて冷たく湿った皮膚になります。
【ポイント】
ショックの5徴は、蒼白、虚脱、冷汗、脈拍触知不能、呼吸不全です。
ショック指数(心拍数÷収縮期血圧)は出血量の目安となり、値が1でおよそ1L、1.5でおよそ1.5Lの出血が推定されます。