正答1
解説
正解は1です。
サルコペニアは、加齢に伴って骨格筋量と筋力が低下した状態です。
特に速筋線維(タイプⅡ線維)が選択的に萎縮しやすいことが特徴です。
【選択肢別解説】
1:○ 速筋を鍛える筋力トレーニングは有効です。
萎縮しやすいのは速筋線維なので、高い負荷をかけるレジスタンストレーニングで速筋を刺激することが予防と改善の中心になります。
2:× 散歩のような低強度の有酸素運動では、筋肥大はほとんど得られません。
筋肥大には、ある程度以上の負荷をかける筋力トレーニングが必要です。
3:× 筋断面積は増加ではなく減少します。
筋線維が萎縮し、筋全体の量が減るためです。
4:× 筋線維数は増加ではなく減少します。
加齢に伴う運動ニューロンの脱落により、筋線維そのものの数も減っていきます。
【ポイント】
サルコペニアでは筋線維の萎縮と数の減少が同時に起こります。
加齢で萎縮しやすいのは速筋、廃用(不動)で萎縮しやすいのは遅筋という対比で覚えましょう。