正答3
解説
正解は3です。
頭部に直接当たっていない外力(介達外力)で生じる頭蓋骨折を問う問題です。
殿部から墜落すると、衝撃が脊柱を通って頭側へ伝わり、頭蓋底に集中します。
【選択肢別解説】
1:× 頬骨骨折は、顔面を殴られる・顔面を打つなどの直達外力で生じます。
殿部からの墜落では起こりにくい骨折です。
2:× 頭蓋冠骨折は、頭部を直接打撲したときの直達外力で生じます。
殿部から落ちた場合の典型ではありません。
3:○ 頭蓋底骨折が生じます。
殿部や足から墜落すると、脊柱が後頭骨の大後頭孔周囲を突き上げ、介達外力として頭蓋底が骨折します。
大後頭孔を取り囲むように骨折線が走ることがあります。
4:× 眼窩底破裂骨折(吹き抜け骨折)は、ボールや拳などで眼球が直接圧迫され、眼窩内圧が上がって薄い眼窩底が割れる骨折です。
殿部からの墜落では生じません。
【ポイント】
頭蓋底骨折は、頭部への直達外力のほか、墜落時の脊柱を介した介達外力でも起こります。
症状として、ブラックアイ、バトル徴候、髄液漏をセットで覚えましょう。