正答2
解説
正解は2です。
槌指(マレットフィンガー)は、DIP関節が屈曲したまま自動伸展できなくなる損傷です。
終止腱の断裂による腱性槌指と、末節骨背側基部の骨折による骨性槌指に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 固定期間は2週では短すぎます。
腱性槌指では、DIP関節伸展位での固定を一般に6〜8週程度継続します。
2:○ 腱性槌指は保存療法を行います。
DIP関節を伸展位(軽度過伸展位)で持続的に固定すると、断裂した終止腱の断端が近づき癒合が得られます。
3:× DIP関節は軽度屈曲位ではなく、伸展位から軽度過伸展位で固定します。
屈曲位では腱の断端が離れ、癒合しません。
4:× 軸圧損傷では末節骨は背側ではなく掌側へ亜脱臼します。
関節面の大きな骨片が背側に残り、末節骨本体が屈筋腱に引かれて掌側へずれるためです。
【ポイント】
槌指はDIP関節伸展位固定が原則で、固定中に一度でも屈曲させると癒合が遅れます。
骨片が大きく末節骨が掌側亜脱臼する骨性槌指は、観血療法の適応になりやすい型です。