正答3
解説
正解は3です。
柔道の創始者である嘉納治五郎が説いた教えの意味を問う問題です。
尽己竢成(じんこしせい)は「己を尽くして成るを竢(ま)つ」と読みます。
自分の力を尽くしたうえで、結果を焦らずに待つという意味です。
【選択肢別解説】
1:× これは尽己竢成ではなく「精力善用」の説明です。
精力善用は心身の力を最も有効に使い、社会のために善く用いるという教えです。
2:× これは尽己竢成ではなく「自他共栄」の説明です。
自他共栄は自分と他人が互いに助け合い、共に栄えるという教えです。
3:○ 結果を焦らず、最後まで諦めずに力を尽くして成功を待つことは、尽己竢成の意味そのものです。
「竢」は待つという意味の漢字です。
4:× これは尽己竢成ではなく「順道制勝」の考え方です。
道にかなった方法で勝ち、行いにおいて人を害さないことを意味します。
【ポイント】
嘉納治五郎の教えは「精力善用・自他共栄」が最も有名で、両者は対で出題されます。
尽己竢成は「己を尽くす」と「成るを待つ」の二つに分けて読むと、意味を取り違えにくくなります。