正答4
解説
正解は4です。
下腿骨骨幹部骨折の治療に用いられるギプスや装具を問う問題です。
下腿骨骨幹部骨折の保存療法では、骨折部を安定させたまま早期に荷重歩行を行う機能的治療が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× 長下肢装具は、膝関節と足関節の両方を支える装具です。
主に脳卒中や対麻痺などで膝の支持が必要な場合に使われ、骨幹部骨折の機能的治療には用いません。
2:× 靴型金属支柱付短下肢装具は、足関節の運動を制御する装具です。
脳卒中後の片麻痺などで用いられ、下腿骨骨折の固定には使いません。
3:× プラスチック型短下肢装具は、下垂足などに対して足関節を保持する装具です。
骨幹部の骨折部を安定させる目的には不十分です。
4:○ PTBキャスト(膝蓋腱荷重ギプス)は、体重を膝蓋腱の部分で受けるように成形したギプスです。
骨折部への負担を減らしながら早期に歩行できるため、下腿骨骨幹部骨折に用いられます。
【ポイント】
PTBは膝蓋腱荷重(patellar tendon bearing)の略で、下腿義足の形式としても知られています。
機能的治療では、筋肉の収縮と荷重が骨癒合を促すと考えられています。