正答1
解説
正解は1です。
CT(コンピュータ断層撮影)で用いられるCT値の基準を問う問題です。
CT値は、組織のエックス線の吸収(減弱)の程度を数値で表したもので、単位はHU(ハンスフィールド単位)です。
水を0、空気を−1000とするように定義されています。
【選択肢別解説】
1:○ CT値が0となるのは水です。
水を基準の0として、それより吸収の大きい組織は正の値、小さい組織は負の値になります。
2:× 空気のCT値は0ではなく、約−1000です。
エックス線をほとんど吸収しないため、画像では黒く写ります。
3:× 骨のCT値は0ではなく、大きな正の値になります。
カルシウムを多く含みエックス線をよく吸収するため、画像では白く写ります。
4:× 脂肪のCT値は0ではなく、負の値(おおむね−100前後)になります。
水よりエックス線の吸収が小さいためです。
【ポイント】
CT値の目安は、空気がマイナス1000、脂肪がマイナス、水が0、軟部組織がプラスの小さな値、骨が大きなプラスです。
CT値の大小は画像の白黒に対応し、値が大きいほど白く写ります。