正答2
解説
正解は2です。
図では、縦に伸びた円柱状の骨の上端に、一部が切れ込んだ輪状の構造がはまっています。
矢印は輪が円柱の長軸のまわりを回る方向を示しており、長軸を中心とした回旋運動のみを行う関節の模式図です。
【選択肢別解説】
1:× 鞍関節ではありません。
鞍関節は馬の鞍のような凹凸が直交して組み合う関節で、母指の手根中手関節が代表例です。
2:○ 車軸関節です。
一方の骨の円柱状の面が他方の骨と靱帯で作る輪の中で回る関節で、上橈尺関節や正中環軸関節が代表例です。
3:× 蝶番関節ではありません。
蝶番関節は扉の蝶番のように骨の長軸と直交する軸で屈伸する関節で、指節間関節が代表例です。
4:× らせん関節ではありません。
らせん関節は蝶番関節の変形で、屈伸に伴ってらせん状に動く関節であり、距腿関節が代表例です。
【ポイント】
車軸関節は運動軸が1つの一軸性関節で、回旋だけを行います。
上橈尺関節では橈骨頭が尺骨の橈骨切痕と輪状靱帯で作る輪の中で回り、前腕の回内・回外を生みます。