正答3
解説
正解は3です。
胃癌は日本人に多い癌の一つで、疫学と病型分類の知識が問われます。
最大の危険因子はヘリコバクター・ピロリの持続感染です。
【選択肢別解説】
1:× 胃癌の罹患者は女性ではなく、男性に多いです。
男性の罹患数は女性のおよそ2倍です。
2:× 胃癌の年齢調整死亡率は増加ではなく、減少しています。
ピロリ菌感染率の低下や食生活の変化、検診による早期発見が背景にあります。
3:○ ヘリコバクター・ピロリ感染は胃癌の発生に関与します。
持続感染で慢性胃炎から萎縮性胃炎、腸上皮化生へと進み、発癌の母地となります。
4:× 肉眼型分類の1型は早期胃癌ではなく、進行胃癌です。
1型は隆起した腫瘤型の進行癌で、早期胃癌は0型(表在型)に分類されます。
【ポイント】
進行胃癌の肉眼型は1型(腫瘤型)、2型(潰瘍限局型)、3型(潰瘍浸潤型)、4型(びまん浸潤型)です。
早期胃癌は、深達度が粘膜下層までにとどまるものと定義されます。