正答2
解説
正解は2です。
杖の長さは、立位で杖先を足の前外側に置いたときの姿勢を基準に調節します。
適切な長さでないと、体重を十分に支えられず歩行が不安定になります。
【選択肢別解説】
1:× 肘関節は75度ではなく、約30度の屈曲位とします。
75度も曲がるほど杖が長いと、肩がすくんで体重をかけにくくなります。
2:○ グリップは大腿骨大転子の高さに合わせます。
この高さでグリップを握ると、肘が約30度屈曲した、体重をかけやすい姿勢になります。
3:× 杖先は足尖部の後方ではなく、前方約15cmに置きます。
後方に置くと支持基底面が広がらず、体を支える効果が得られません。
4:× 杖先は足尖部から50cmではなく、約15cm外側に置きます。
50cmも離すと体が傾き、かえって不安定になります。
【ポイント】
杖の長さは「大転子の高さ」「肘30度屈曲」「足尖の前方15cm・外側15cm」の3点で覚えます。
片麻痺患者の杖は原則として健側の手に持ちます。