正答4
解説
正解は4です。
院内感染(医療関連感染)は、医療機関の中で新たに感染したものを指します。
入院後48時間以降に発症した感染や、医療行為に関連する感染が含まれます。
【選択肢別解説】
1:× 術後呼吸器感染の原因菌は大腸菌が多いとはいえません。
黄色ブドウ球菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌を含む)や緑膿菌などが主な原因菌です。
2:× 手術中の感染も院内感染に含まれます。
手術中に創が汚染されて起こる手術部位感染は、代表的な院内感染の一つです。
3:× 患者自身の皮膚に常在する菌による感染は、外因性感染ではなく内因性感染と呼びます。
外因性感染は、他の患者や医療従事者、器具などの外部から病原体が持ち込まれる感染です。
4:○ 医療従事者が感染した場合も院内感染に含まれます。
針刺し事故による血液媒介感染や、患者からの結核感染などがその例です。
【ポイント】
院内感染の対策の基本は、すべての患者の血液・体液・排泄物などを感染の可能性があるものとして扱う標準予防策です。
手指衛生は、院内感染を防ぐうえで最も基本的で重要な対策です。