正答2
解説
正解は2です。
肘関節脱臼は肩関節脱臼に次いで多い脱臼で、大半は後方脱臼です。
肘関節伸展位で手をついて転倒し、肘が過伸展されて起こるのが典型です。
【選択肢別解説】
1:× 女性に多いという記述は誤りです。
肘関節脱臼はスポーツや転落などで強い外力を受ける機会の多い男性に多くみられます。
2:○ 青壮年に多いという記述は正しいです。
スポーツや交通事故など強い外力を受ける機会が多い青壮年に好発します。
3:× 直達外力による発生が多いという記述は誤りです。
正しくは手をついて転倒した際の介達外力による発生が多いです。
4:× 反復性となりやすいという記述は誤りです。
肘関節は骨同士の適合が良い安定した関節であり、肩関節と違って反復性脱臼に移行することはまれです。
【ポイント】
同じ受傷機転でも、小児では上腕骨顆上骨折が、青壮年では肘関節脱臼が起こりやすいという対比が重要です。
後方脱臼では肘頭が後方に突出してヒューター三角が乱れ、顆上骨折ではヒューター三角が保たれる点で区別します。