「障害者差別解消法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
(注) 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。
正答3
解説
正解は3です。
この問題は、障害者差別解消法の目的と仕組みを問うています。
障害者差別解消法は、障害を理由とする差別を解消し、障害の有無によって分け隔てられることなく共生する社会を実現することを目的としています。
不当な差別的取扱いの禁止と、合理的配慮の提供が大きな柱です。
【選択肢別解説】
1:× 対象は身体障害者手帳を持つ人に限られません。
身体・知的・精神(発達障害を含む)などの障害があり、社会的障壁によって生活に相当な制限を受けている人が広く対象です。
2:× 合理的配慮とは、一人ひとりの障害の状態や場面に応じて、過重な負担にならない範囲で行う個別の配慮です。
全員に同じ配慮をすることではありません。
3:○ 障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重し合う共生社会の実現を目指しています。
4:× 合理的配慮を提供するのは、行政機関や事業者です。
障害者が提供に努めるものではありません。
5:× 障害者差別解消支援地域協議会は、国や地方公共団体の機関が組織するものです。
民間事業者だけで組織されるものではありません。
【ポイント】
出題当時、合理的配慮の提供は行政機関等には義務、民間事業者には努力義務でした。
なお、2024年4月からは民間事業者にも義務化されています。