正答3
解説
正解は3です。
この問題は、経管栄養で注入する栄養剤の温度が体に与える影響を問うています。
冷蔵庫で冷えたままの栄養剤を注入すると、腸が刺激されて蠕動運動が強まります。
その結果、腹痛や下痢が起こりやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 呼吸困難は、栄養剤の逆流による誤嚥などで起こります。
注入時の姿勢や注入速度が関係し、温度による主な症状ではありません。
2:× 胃ろう周囲のびらんは、栄養剤や胃液の漏れ、固定の不具合などで起こります。
栄養剤の温度による主な症状ではありません。
3:○ 冷たい栄養剤は腸を刺激して蠕動運動を強め、下痢を起こしやすくします。
指示された温度にしてから注入することが大切です。
4:× 褥瘡は、皮膚の同じ部位への圧迫が続くことで起こります。
栄養剤の温度とは直接関係しません。
5:× 低血糖は、注入量が少ない場合や糖尿病の薬の影響などで起こります。
栄養剤の温度による主な症状ではありません。
【ポイント】
経管栄養で下痢が起こる原因には、栄養剤の温度・注入速度・濃度・衛生状態があります。
栄養剤は、指示された温度と速度で注入することが基本です。