Cさん(78歳、男性、要支援1)は、公的年金(月額19万円)で公営住宅の3階で一人暮らしをしている。
妻と死別後も通所型サービスを利用し、自炊を楽しみながら生活している。
最近、膝の具合がよくないこともあり、階段の上り下りが負担になってきた。
そこで、転居について、通所型サービスのD介護福祉士に相談をした。
次のうち、D介護福祉士がCさんに紹介する住まいの場として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答4
解説
正解は4です。
本人の心身の状態と希望に合った住まいを選ぶ問題です。
事例のCさんは要支援1で、「自炊を楽しみながら生活」しており、年金は月額19万円あります。
困りごとは「膝の具合」から「階段の上り下りが負担」になったことであり、自立した生活を続けられるバリアフリーの住まいが求められています。
【選択肢別解説】
1:× 認知症高齢者グループホームは、認知症のある人が共同生活を送る場です。
Cさんに認知症の記述はなく、要支援1の人は利用できません。
2:× 介護付有料老人ホームは、介護が必要になった人に介護サービスを一体的に提供する住まいです。
食事も提供されるため、自炊を楽しむCさんの生活には合いません。
3:× 軽費老人ホームA型は、食事の提供がある施設です。
自炊を続けたいCさんの希望とは合いません。
4:○ サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー構造で安否確認と生活相談のサービスが付いた賃貸住宅です。
階段の負担を減らしながら、自炊を含めた自立した生活を続けられます。
5:× 養護老人ホームは、環境上の理由と経済的な理由で自宅での生活が難しい人が、市町村の措置で入所する施設です。
年金収入があり自立しているCさんは対象になりにくいです。
【ポイント】
サービス付き高齢者向け住宅は「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づく住まいです。
介護が必要になれば、外部の介護保険サービスを個別に契約して利用します。