正答3
解説
正解は3です。
経管栄養で用いる半固形タイプの栄養剤の特徴を問う問題です。
半固形タイプの栄養剤は、液状の栄養剤よりも粘り気が強く、胃の中で形を保ちやすいことが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 経鼻経管栄養法には適していません。
経鼻のチューブは細く、粘り気の強い半固形の栄養剤は通りにくいため、主に胃ろうで用いられます。
2:× 液状タイプと同じ粘稠度ではありません。
半固形タイプは粘稠度が高く、液状タイプよりもどろりとしています。
3:○ 食道への逆流を改善することが期待できます。
胃の中で流れにくく、食べ物に近い形でとどまるため、胃から食道への逆流や下痢を起こしにくくなります。
4:× 仰臥位では注入しません。
逆流や誤嚥を防ぐため、上半身を起こした姿勢で注入します。
5:× 注入時間は液状タイプより長いのではなく、短くなります。
短い時間で注入できるため、同じ姿勢を保つ負担が少なくなります。
【ポイント】
経管栄養の注入中と注入後しばらくは、上半身を起こした姿勢を保ち、逆流や誤嚥を防ぎます。
半固形の栄養剤は、注入時間の短縮によって利用者の生活の自由度を高める利点もあります。