正答5
解説
正解は5です。
誤嚥しやすい高齢者は、水やお茶のようなさらさらした液体で特にむせやすくなります。
むせるのがつらくて水分を控えるようになると、脱水につながります。
そのため、安全に飲める形状の水分を十分にとれているかを確認することが最優先です。
【選択肢別解説】
1:× 義歯の装着状態は、主に固形物をかんで食べるときに関係します。
水分を安全にとれているかを直接確かめる項目ではありません。
2:× 上肢の関節可動域は、コップを口に運ぶ動作には関係しますが、誤嚥と脱水の予防で最も優先する確認ではありません。
3:× 睡眠時間は脱水予防と直接の関係が薄く、優先して確認する項目ではありません。
4:× 夜間の咳込みは誤嚥を疑う手がかりになりますが、脱水予防のために確認する項目としては優先度が低くなります。
5:○ とろみの有無や濃さなど、水分の形状がその人の飲み込みに合っていれば、むせずに必要な量を飲めます。
誤嚥を防ぎながら水分量を確保できるので、最も優先して確認します。
【ポイント】
誤嚥しやすい人の水分補給では、とろみをつけたりゼリー状にしたりして、飲み込みやすい形状に整えます。
「むせるから飲まない」が脱水の入り口になる点に注意します。