正答5
解説
正解は5です。
認知機能には、加齢によって低下しやすいものと、保たれやすいものがあります。
新しい情報を処理する能力や、体験の記憶は低下しやすい一方で、長年蓄積した知識や経験に基づく能力は保たれやすい傾向があります。
【選択肢別解説】
1:× エピソード記憶は、「いつ、どこで、何をしたか」という個人の体験の記憶です。
加齢の影響を受けやすく、最近の出来事を思い出しにくくなります。
2:× 作業記憶(ワーキングメモリ)は、情報を一時的に保ちながら処理する働きです。
加齢により低下しやすいとされています。
3:× 選択的注意は、多くの情報の中から必要なものだけに注意を向ける働きです。
加齢により低下しやすくなります。
4:× 流動性知能は、新しい場面に適応したり、すばやく問題を解いたりする能力です。
加齢による低下が比較的早く現れます。
5:○ 意味記憶は、言葉の意味や一般的な知識などの記憶です。
繰り返し使われて蓄積された知識であり、加齢の影響を受けにくいとされています。
【ポイント】
加齢の影響を受けにくいのは「意味記憶」「手続き記憶」「結晶性知能」です。
受けやすいのは「エピソード記憶」「作業記憶」「流動性知能」「注意機能」です。