V介護老人福祉施設では、感染症が流行したために、緊急的な介護体制で事業を継続することになった。
さらに労務管理を担当する職員からは、介護福祉職の精神的健康を守ることを目的とした組織的なマネジメントに取り組む必要性について提案があった。
次の記述のうち、このマネジメントに該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答4
解説
正解は4です。
介護福祉職の精神的健康を守るための、組織としてのマネジメントを問う問題です。
感染症流行時の緊急体制では、職員の業務負担と心理的ストレスが大きくなります。
【選択肢別解説】
1:× 感染防止対策の強化は、利用者と職員を感染から守るための取り組みです。
職員の精神的健康を守ることを主目的としたマネジメントではありません。
2:× 多職種チームの連携強化は、ケアの質を高めるための取り組みです。
精神的健康を直接の目的とするものではありません。
3:× 利用者のストレスをコントロールすることは、利用者支援の課題です。
問われているのは職員の精神的健康です。
4:○ 燃え尽き症候群(バーンアウト)は、対人援助職が過重な負担の中で心身ともに疲れ果て、意欲を失う状態です。
その防止は、職員の精神的健康を守る組織的マネジメントの中心的な課題です。
5:× 家族の面会方法の見直しは、感染対策や利用者・家族支援の課題です。
職員の精神的健康を守る取り組みではありません。
【ポイント】
バーンアウトは、情緒的消耗感・脱人格化・個人的達成感の低下を特徴とします。
組織としては、相談体制の整備、業務量の調整、休暇の確保などで防止を図ります。