正答2
解説
正解は2です。
女性に尿路感染症が起こりやすい理由を、尿道の構造から問う問題です。
尿路感染症の多くは、尿道の出口から細菌が入り、膀胱へとさかのぼることで起こります。
【選択肢別解説】
1:× 子宮による膀胱の圧迫は、妊娠中の頻尿などの原因にはなります。
しかし、女性に尿路感染症が多い主な要因ではありません。
2:○ 女性の尿道は約3〜4cmと短く、まっすぐです。
さらに尿道口が肛門に近いため、細菌が膀胱まで入り込みやすくなります。
3:× 腹部の筋力の弱さは、尿路感染症の主な要因ではありません。
尿失禁などとの関係で語られることがあります。
4:× 女性ホルモン(エストロゲン)は、膣や尿道の粘膜を保護する方向に働きます。
閉経後にその分泌が減ると、むしろ感染しやすくなります。
5:× 尿道括約筋の弛緩は、尿もれ(尿失禁)の原因となるものです。
女性に尿路感染症が多い主な要因ではありません。
【ポイント】
男性の尿道は約16〜20cmと長く、S字状に曲がっています。
女性の排泄介助では、陰部を前から後ろへ拭き、肛門の細菌を尿道口に近づけないことが予防の基本です。