高齢者の自動車運転免許に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注) 「サポートカー限定免許」とは、道路交通法第91条の2の規定に基づく条件が付された免許のことである。
正答1
解説
正解は1です。
高齢運転者に関する道路交通法の制度を問う問題です。
出題当時の制度で、75歳以上の免許更新時の検査と、認知症の人の運転について整理しましょう。
【選択肢別解説】
1:○ 75歳以上の人は、運転免許の更新時に認知機能検査を受けることが義務づけられています。
記憶力や判断力の低下がないかを確認するための検査です。
2:× 運転技能検査は、80歳以上の全員に義務づけられているわけではありません。
75歳以上で、過去3年間に信号無視などの一定の違反歴がある人が対象です。
3:× 軽度認知障害(MCI)と診断されただけで、運転免許が取り消されることはありません。
取消しの対象となるのは認知症と診断された場合です。
4:× 認知症の人は、サポートカー限定免許であっても運転できません。
サポートカー限定免許は、運転に不安を感じる人が自主的に選べる免許です。
5:× 運転経歴証明書は、運転免許を自主的に返納した人が申請して交付を受けるものです。
認知症を理由に免許を取り消された人には交付されません。
【ポイント】
運転技能検査とサポートカー限定免許は、2022年5月の道路交通法改正で導入されました。
運転経歴証明書は、本人確認書類として使えるほか、公共交通機関の割引などの特典が受けられる地域もあります。