正答
解説
本問は採点除外(複数正答の救済措置・正答4・5)です。
バリデーションの技法のうち、「認知症の人の動きや感情に合わせる」ものが問われました。
バリデーションは、ナオミ・フェイルが開発した、認知症の人の言動の背景にある感情を受け止めて共感するコミュニケーション法です。
公式発表では、選択肢4のミラーリングと選択肢5のカリブレーションの両方が正答として扱われました。
どちらも相手の状態に自分を合わせる技法として説明されるため、正答が一つに定まらなかったと考えられます。
【選択肢別解説】
1:× センタリングは、介護者が深呼吸などで自分の気持ちを落ち着かせ、精神を集中させる技法です。
相手に合わせる技法ではありません。
2:× リフレージングは、相手の言ったことを同じ言葉で繰り返して返す技法です。
言葉の技法であり、動きや感情に合わせるものではありません。
3:× レミニシングは、昔の思い出を話してもらう技法です。
過去の体験をたどることで、本人の対処能力を引き出します。
4:○ ミラーリングは、相手の動きや表情、声の調子などを鏡のようにまねて合わせる技法です。
動きや感情に合わせる技法として正答とされました。
5:○ カリブレーションは、相手の表情や呼吸、しぐさなどを観察して感情を読み取り、その感情に自分を合わせる技法です。
感情に合わせる技法として正答とされました。
【ポイント】
バリデーションでは、認知症の人の言動を否定せず、背景にある感情や欲求を受け止めます。
センタリング、リフレージング、レミニシング、ミラーリングなどの代表的な技法名と内容を対応させて覚えましょう。