正答1
解説
正解は1です。
脳には部位ごとに担う機能があり、これを機能局在といいます。
恐怖や不安、喜びなどの情動に深く関わるのは、大脳辺縁系の一部である扁桃体です。
【選択肢別解説】
1:○ 扁桃体は大脳辺縁系に属し、恐怖や不安、快・不快などの情動の発生に関わります。
刺激が自分にとって危険か安全かを判断する役割をもちます。
2:× 小脳は、運動の協調や身体の平衡の調節を担います。
情動の中枢ではありません。
3:× 下垂体は、成長ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなどを分泌する内分泌器官です。
情動の機能局在ではありません。
4:× 海馬は、新しい記憶の形成に関わる部位です。
扁桃体と隣り合って連携しますが、情動の中心は扁桃体です。
5:× 視床下部は、体温調節、摂食、自律神経やホルモンの調節の中枢です。
情動に伴う身体反応にも関わりますが、情動そのものの中枢は扁桃体です。
【ポイント】
「情動は扁桃体、記憶は海馬」とセットで覚えましょう。
アルツハイマー型認知症では早期に海馬が萎縮します。