正答5
解説
正解は5です。
死の三徴候は、呼吸の停止、心拍の停止、瞳孔散大と対光反射の消失です。
このうち、脳(脳幹)の機能の停止を示すのは瞳孔の所見です。
【選択肢別解説】
1:× 呼吸不全は、肺などの障害で血液中の酸素が不足する状態です。
脳の機能停止を直接示す徴候ではありません。
2:× 溢流性尿失禁は、前立腺肥大症などで尿が出にくくなり、膀胱からあふれ出る失禁です。
脳の機能停止とは関係ありません。
3:× 心停止は心臓の機能停止を示す徴候です。
死の三徴候の一つですが、脳の機能停止そのものを示すものではありません。
4:× 蠕動運動の減弱は消化管の働きの低下です。
脳の機能停止を示す徴候ではありません。
5:○ 対光反射は、中脳など脳幹の働きによって起こる反射です。
瞳孔が散大して光を当てても縮まらないことは、脳幹の機能が停止したことを示します。
【ポイント】
死の三徴候は「呼吸停止・心停止・瞳孔散大と対光反射の消失」です。
それぞれ呼吸・循環・脳の機能停止に対応すると整理しておきましょう。