ホーム › 介護福祉士国家試験 › 2025年度 › 問402025年度 介護福祉士国家試験 問40認知症の理解認知症の理解2025年☆ ブックマークAさん(84歳、女性、要介護3)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)で、介護老人福祉施設に入所している。 赤ちゃんの人形を持っていて、「はなちゃん」と呼んで話しかけている。 昼食のため、介護福祉職が居室を訪問すると、Aさんは不安そうな顔で、「はなちゃんがいなくなった。どこへ連れて行ったの?返して」と大声を出した。 人形はAさんのロッカーの上に置かれていた。 Aさんに対する介護福祉職の最初の声かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。「私を疑っているんですか」「置いた場所を忘れたんですか」「心配ですね、一緒に探しませんか」「ご飯を食べてから探してはどうですか」「ロッカーの上にあるのが見えないんですか」購入状況を確認しています…正答3解説正解は3です。 Aさんは人形を「はなちゃん」と呼んで大切にしており、「はなちゃんがいなくなった。どこへ連れて行ったの?返して」と不安そうに大声を出しています。 まず、Aさんの不安な気持ちを受け止めることが大切です。 【選択肢別解説】 1:× 「私を疑っているんですか」は、Aさんの訴えを介護福祉職への非難として受け取った言葉です。 不安な気持ちに寄り添っておらず、対立を生みます。 2:× 「置いた場所を忘れたんですか」は、記憶障害を指摘して責める言葉です。 Aさんの自尊心を傷つけ、混乱を深めます。 3:○ 「心配ですね」と不安な気持ちに共感し、「一緒に探しませんか」と寄り添う姿勢を示しています。 Aさん自身が人形を見つけられるよう支えることで、安心につながります。 4:× 食事を優先させる提案は、今いちばん大切なはなちゃんへの不安を後回しにしています。 気持ちを受け止めないまま話をそらしています。 5:× 「見えないんですか」は、Aさんの能力を否定する言葉です。 人形の場所を伝えるとしても、責める言い方は不適切です。 【ポイント】 認知症の人の訴えには、事実の正否よりも、その背景にある感情に目を向けて共感します。 否定・指摘・話をそらす対応は避けましょう。← 問39問41 →まとめて解く2025年度を通しで解く(125問)→この回の他の問題2025年度 介護福祉士国家試験 の全125問を見る →