正答5
解説
正解は5です。
施設で亡くなった利用者の家族に対するグリーフケア(悲嘆への支援)の考え方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 家族の悲嘆は、利用者が亡くなる前から始まっています(予期悲嘆)。
悲しみを表に出したときからではなく、看取りの段階から継続してかかわります。
2:× 悲しみの中にいる家族を励ますと、気持ちを受け止めてもらえないと感じさせることがあります。
励ますことよりも、家族の思いを傾聴することを重視します。
3:× 大切な人を失ったときの悲嘆は、誰にでも起こる自然で正常な反応です。
特異な反応として扱うのは誤りです。
4:× 故人との思い出を語ることは、家族が死を受け入れていく助けになります。
思い出に触れないようにするのではなく、家族が語りたいときには耳を傾けます。
5:○ 悲嘆が長く続き、日常生活に支障が出ている場合は、複雑性悲嘆などの可能性があります。
このようなときは、専門医などへの相談を勧めることが適切です。
【ポイント】
グリーフケアの基本は傾聴です。
悲嘆は正常な反応ですが、長期化して生活に支障が出る場合は専門職につなぎます。