第106回 看護師国家試験 午後236

看護の統合と実践状況設定2017☆ ブックマーク

Aさん(23歳、男性)は、マラソンの途中で嘔吐し、意識混濁状態となり救急車で搬送された。 来院時、体温39.5℃で、熱中症と診断された。 気管挿管と人工呼吸器管理が実施された。 膀胱留置カテーテルを挿入後に輸液療法を開始して、ICUに入室した。 表面冷却と血管内冷却によって体温は37℃台に下降した。 既往歴:特記すべきことはない。 身体所見:ICU入室時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20。 体温37.8℃、呼吸数28/分、脈拍110/分、血圧94/74 mmHg。 暗赤色尿を1時間で20 mL認めた。 検査所見:Hb 16.8 g/dL、Ht 48.6%、Na 130 mEq/L、K 6.5 mEq/L、Cl 100 mEq/L、クレアチンキナーゼ〈CK〉48,000 IU/L、尿素窒素60 mg/dL、クレアチニン2.4 mg/dL、AST〈GOT〉70 IU/L、ALT〈GPT〉88 IU/L。 尿一般検査でミオグロビン陽性。 胸部エックス線写真および頭部CTで異常所見なし。 心電図でSTの変化はなく、洞性頻脈を認めた。 Aさんは腎不全が悪化し、持続的血液透析を1週間実施した。 入院後 20 日が経過し、Aさんは尿量 100 mL/時間以上、クレアチニン 1.4 mg/dL となった。 気管チューブと膀胱留置カテーテルは抜去され、状態は落ち着いている。 ADL は拡大し、3日後に退院することとなった。 Aさんへの退院指導で適切なのはどれか。

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