第107回 看護師国家試験 午前問12
頻回の嘔吐で生じやすいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
頻回の嘔吐では胃酸(HCl、水素イオン)が体外に喪失されるため、相対的に重炭酸イオン(HCO3-)が増加し代謝性アルカローシスを生じる。
動脈血ガスではpH上昇・HCO3-上昇となる。
同時に脱水、低カリウム血症、低クロール血症(クロール喪失)も伴いやすく、テタニー・不整脈リスクが高まる。
1の血尿は腎・尿路の出血で、嘔吐とは病態が異なる。
2の低体温は嘔吐の直接所見ではなく、3の体重増加はむしろ脱水で減少する方向に動く。
看護では尿量・電解質・意識レベルを観察し、輸液(生理食塩水+KCl)で循環血液量と電解質を補正する。
マロリー・ワイス症候群(嘔吐に伴う食道胃接合部裂創)にも注意が必要。まとめて解く
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