第108回 看護師国家試験 午前問53
高齢者に対する生活史の聴き方で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く」が正しい。
ライフレビュー(生活史の聴取・回想法)はButlerが提唱した援助技法で、自分史を語ることで自己肯定感・統合感を高め、認知機能やQOLの維持にもつながる。
アプローチは高齢者が話しやすい時代(青年期・働き盛り)から開始し、楽しい記憶や得意分野から聴くと話が広がりやすい。
選択肢1の認知機能評価尺度の使用は別の場面で行う検査であり、生活史聴取の手段ではない。
2の事実と異なる内容の訂正は本人の自己物語を否定し信頼関係を壊すため、訂正せず受容する。
3の文書同意は研究目的のライフヒストリー調査で必要だが、通常の臨床面接では口頭での同意で足りる。
回想法は認知症・抑うつへの効果も期待される。まとめて解く
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