第108回 看護師国家試験 午前問58
A さん(75 歳、女性)は、腰部脊柱管狭窄症と診断されており、要介護1、障害 lumbar spinal canal stenosis 高齢者の日常生活自立度判定基準 A-1 である。
A さんが介護保険による貸与を受けられる福祉用具はどれか。
正答2
解説
正解は2。
「歩行器」が正しい。
腰部脊柱管狭窄症の高齢者では、立位・腰椎伸展位で症状(間欠性跛行・下肢しびれ)が悪化し、前屈位・坐位で軽減する。
歩行器(特にシルバーカー・前傾姿勢を保てる歩行器)は支持基底面を広げて転倒予防し、前傾姿勢を取ることで腰椎の伸展を抑え疼痛・しびれを軽減できる。
要介護で歩行可能なA-1レベルでは適切な選択である。
選択肢1の車椅子はADL低下が進む可能性がある。
3の電動ベッドは寝起き支援には有効だが、歩行支援には直接寄与しない。
4の入浴用椅子は入浴時の安全確保で必要だが、外出時の歩行補助具ではない。
介護保険の福祉用具貸与・購入対象品目と適応は在宅看護で重要である。まとめて解く
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