第108回 看護師国家試験 午前問76
看護師 A が患者 B の点滴ボトルに薬剤を注入しているとき、新人看護師から患者 C について相談を受けた。
看護師 A が作業を中断し新人看護師に対応した後、 患者 B の点滴ボトルに患者 C の名前を記入するというヒヤリハットが発生した。
この病棟の看護師長が行う再発防止策で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「作業中断の対策を病棟チームで検討する」が正しい。
医療安全管理ではヒューマンエラーを個人の責任に帰すのではなく、システム的要因(業務中断・割り込み・環境)に着目してチームで再発防止策を検討する(システムアプローチ・SHELLモデル)。
選択肢1の個人で対策を考えさせるのは個人責任論で根本対策にならない。
2の業務から外すのは懲罰的対応で改善につながらず、看護師の心理的安全性も損なう。
4の数か月後のカンファレンスは時宜を失する(インシデント直後に分析と対策が必要、3M原則:Man・Machine・Media)。
医療安全カンファレンスではRCA(根本原因分析)、SBARでの情報共有、ダブルチェック、6Rの徹底(正しい患者・薬・用量・用法・時間・経路)を組み合わせて対策する。まとめて解く
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