第108回 看護師国家試験 午前問82
新生児の殿部の写真(別冊No. 2)を別に示す。
考えられるのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
「蒙古斑」が正しい。
蒙古斑は新生児の殿部・腰部・背部に好発する青灰色斑で、メラノサイトが真皮深部にとどまることによる先天性色素斑である。
日本人・アジア人・アフリカ系新生児の大多数にみられる正常所見で、自然消退する。
選択肢1のポートワイン母斑(単純性血管腫)は赤紫色の境界明瞭な平坦病変で、消退しない(レーザー治療適応)。
2のサーモンパッチは顔正中部(眉間・前額・上眼瞼)にできるピンク色の斑で1〜2歳までに消退。
3のウンナ母斑は項部後頭部にできるサーモンパッチ類縁の斑で残ることが多い。
4の太田母斑は顔面(眼周囲・頬・側頭部)の青灰色斑で消退せず、レーザー治療の対象となる。
新生児の皮膚所見と母斑類の鑑別は小児科・皮膚科で頻出である。まとめて解く
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